SONG BOOK

SONG BOOK

ロッキングタイムの名作。
誰がなんと言おうと名作。
ビタースウィートなヴィンテージサウンドは、
着なれたシャツのように人懐っこくもあり、
ハッとするような鋭さもあり。
いつ聴いても飽きが来ない。

メロディを丁寧に紡いでいく今野さんの歌に聴き惚れる。

歌の技術、上手／下手という基準でなく、
聴き手の心の奥に暖かな余韻を残す今野さんのような
『歌心』のある歌い手になりたい。

ただなんとなく歌ってちゃ駄目なんだ、
と自分に言い聞かせる。
楽曲を理解し、自分なりの伝え方で心を込めて言葉を放つ。
あら、考えるとなかなか難しいね…頑張れ、俺。

ちなみに、自分のバンドでのバンドサウンドの個人的な基準は、
ロッキングタイムのこのアルバムです。
各楽器の演奏に旨味がたっぷり詰まっている。
弾きたいフレーズがそこかしこに。

はしゃいで楽しんで、裏腹に切なくなって、
しかも勉強になります。
お得盤だねこれは。

なんか上の画像、「どこかに消えた」祭り状態ですが（笑）。
大好きなんですよ、この曲。