ロックンロール黄金時代

アメリカの田舎の白人青年であるエルヴィス・プレスリー
『ザッツ・オールライト』
とシャウトした瞬間、ロックンロールが誕生した。
1954年の事だ。
ロックンロールの誕生以後の主要なアーティストの、なるべく生演奏での映像を集めてみた。

エルヴィス・プレスリー『ハードブレイク・ホテル』



チャック・ベリー『ロール・オーヴァー・ベートーベン』
(※チャック・ベリーの上記の映像は、どうやら60年代のものですね)



リトル・リチャード『ロング・トール・サリー(のっぽのサリー)』



ジェリー・リー・ルイス『グレート・ボールズ・オブ・ファイア(火の玉ロック)』



ボ・ディドリー『ボ・ディドリー』



バディ・ホリー『ザットル・ビー・ザ・デイ』



エディ・コクラン『カモン・エブリバディ』



ジョニー・バーネット・トリオ『ハウンド・ドッグ



ジーン・ヴィンセント『リップ・イット・アップ』


とにかく音圧がスカスカで頼りないサウンドなんだけど、
この、ムラムラと沸き上がってくるような
熱いものはなんなんだ。
この何ともいえないモヤモヤは
一体なんなんだ。
気持ちだけ先走って、
出ている音を超えちゃってるところが凄い。
ひょうひょうとしてる奴、怒ってる風な奴、カッコつけてる奴、色々いるが、
それぞれの存在感・佇まい・迫力に圧倒される。
1950年代の、まさしく「ロックンロール黄金時代」。
この「なんだかわからない何か」がロックンロールの
正体なのか。


このジーン・ヴィンセントの映像も、60年代のようですが、

束になって乱れまくるステージングがすばらしい!!
もっとやれぇ〜!!