「陽だまり」のような音楽
手に入れましたよ、今野さんの1stソロアルバム。
「HOSONO HOUSE」を髣髴とさせるホームレコーディング”風”
(ホームレコーディングではないようだが・・・)の音像から
感じられるのは、「日なたの匂い」の溢れる「春の陽だまり」。
肩寄せ合って(肩ぶつけ合って、かな?)合奏したような親密さ。
その中で、今野さんの歌声が力強く暖かく放たれ、辺りに漂い出す。
あー、この歌声だー。この歌声を待っていたんだ・・・。
今野さんの歌声は、人を暖かい気持ちにさせる。
ぬくもりのある歌声だ。
しかし、何故だかとっても切ないのだ。
胸にきゅーんときて、
何ともいえない切ない気持ちになってくる。
あのぬくもりと切なさの入り混じった歌声で、
「元気で 今度また会う日まで
元気で いつもの笑顔で・・・」
なんて歌われた日にゃあ、
心に泣きべそかいてしまうよ。
(今野さんの歌声は清々しく潔く響く。
いじいじと未練がましくなく、まったくもって潔い。
だからこそ、切ないのかもしれない)
「元気で 今度また会う日まで
元気で いつもの笑顔で・・・」
- アーティスト: 今野英明
- 出版社/メーカー: スピードスター・ミュージック
- 発売日: 2005/08/24
- メディア: CD
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