サントラは何回と無く聴いたのに、本編(肝心の映画)は観たことがありません・・・あしからず!

 何といってもジミー・クリフの声ですよ!!!この空高く突き抜けるような清々しい歌声。まっすぐで、強い。悩みとか、心のわだかまりがあっても、「さあ、前進前進!」みたいな(笑)事を言ってくれている感じがします!にごりの無い澄みきった歌声、魅力的です(歌の意味がわかればなぁ・・・)!!!単純にパワーもらえます!!!


 このサントラは、ジミーの曲が半数(その中でも、「遥かなる河」は名作名唱!!!)を占めていますが、その他のアーティストの曲もレゲエの有名曲ばかり!のどかで、いなたく、エネルギッシュ!はじめはジミーの曲ばかり選んで聴いていたけれど、次第にツボがわかったら(何回も聴いていたら好きになった・笑)、こちらの方を選んで聴くようになった(といっても、ジミーが嫌いになった訳ではなく・・・ジミーの歌と他のアーティストの歌があまりにも違うスタイルだったので・・・。ジミーの「シッティング・イン・リンボ」などは、スタイル的には、レゲエでなく、まるでポップスですからね。それに比べて、ほかのアーティストの歌声はひしゃげていたり、通りが悪かったり、と全然キャッチーじゃない(笑・それが”味”であり、また聴きたくなる歌声であると、聴き込む内に好きになりましたが・・・で、キャッチーじゃないって書きましたが、聴いていくと意外に、もの凄いキャッチーであることがわかるんですよ(どっちだよ・笑))。国内向け、国外向けと、対象の違いからでしょうか)。

 
 人なつっこく、味があり、泥臭いがポップな曲達。なにげに、「ジョニー・トゥ・バッド」Super Black Market Clash(ザ・スリカーズ)はUB40、「プレッシャー・ドロップ」(ザ・メイタルズ)はクラッシュのカバーで聴いてたので、”2度おいしい”気分になった(UB40ver.は洗練されたレゲエに、クラッシュver.はスカとロックンロールの折衷スタイルになり、かっこいいっす)!私は、ここらへんを取っ掛かりにして、レゲエの森に分け入りました。私にとって、なじみの店みたいなもんでしょうか?「さといものにっころがし」のような、そんな音楽(あったかく、親しみやすいという意味ですよ・・・「定食屋」?そうとも言えるなぁ)!!!


 それにしてもジミー、おらぁ(俺は)あなたみたいに歌いてぇなーーーっ!!!