「夏の憂鬱」を集めてみました1

エディ・コクラン「サマー・タイム・ブルース」。

ロックンロール・クラシックの大名曲だけに、
沢山のカバーが存在する。
同じ曲をいろんな人がやっていると
楽曲の解釈の違いから、
それぞれのアーティストの個性が見えて面白い。
いろいろ集めてみました。


ザ・フー
ド定番。
「サマー・タイム・ブルース」のカバーと言ったらこれ!
と言えるぐらいの安心感有り。
リフとテンポを変え、荒々しくもヘヴィにぶちかまし
コーラスも決めて、しっかり自分たちの曲に。
まさにカバーのお手本。
ウッドストックでのライブ。


【ブルー・チアー】
アメリカン・ヘヴィ・サイケデリック・ロックの鬼将軍(笑)。
フーよりさらに重たく、ブレーキの壊れたダンプカーの
ような暴走っぷり!
イカれ具合が素晴らしいです。
裏・名カバー。

ストレイ・キャッツ
アメリカからイギリスに渡り、成功したネオ・ロカビリーの立役者。
こちらはオリジナルを意識した正調カバー。
高めに唸る歌い方は、エディ・コクラン風味で良いです。
やっぱりブライアン・セッツァーは男前だのう。


ブルース・スプリングスティーン
熱い!そして音がぶっとい!!
オリジナル・バージョンを上から太いマジックで
なぞったような力強さ。
ボスの歌もひたすらソウルフル。
ボスがやると、ティーンネイジャーのバイト譚でなくて
「リアル労働者の叫び」(笑)的なバージョンになるなあ。