ひとり盛り上がる

ロックンロールのコンピ盤制作に端を発して、いま色々聴き漁っているのだが、
その中で、点と点が結ばれ、ある一つの流れが現れ、
芋づる式に出てくるわ出てくるわ、という現象に驚く。
最近好んで聴いている、モット・ザ・フープル、フリー、
はたまたUK SUEレーベルの編集盤。
更に、今朝通勤中に聴いていたザ・クラッシュ
それぞれ濃い繋がりなど予想だにしなかったのだが、
そのすべてに関わっている男がいた。
その男の名は…

ガイ・スティーブンス

俺はぐだぐだなおっさんかと思ってたぜ、
クラッシュのアルバム(『ロンドン・コーリング』)聴いても、
どこプロデュースしてたんだろうとか思ってさ。

(上の動画を見ても分かる通り、やりたい放題です(笑)。誰も止めません。
あ、ちなみにヒゲの人がガイです。)

彼が運営していたUK SUEレーベルの編集盤、出てくる曲出てくる曲すこぶる素晴らしい。
それもその筈、彼は元々レコードコレクター/DJなんだと。
それに『UK SUE』と謳っていながら、レーベル作品だけでなく、
自分の好きな他のレコード会社の曲(!)をリリースしてたんだと。
というかそもそもアイランドレコードのR&B部門として、クリス・ブラックウェルから
UK SUEを任されて、運営していたというのも初めて知った。
彼に関する細かい逸話は沢山あるようだが、『UK SUE』で検索すると沢山出てくるので、
そちらを御覧いただくとして。

ロックを聴き始めて23年余りになるが、もうほんとに知らないことだらけ。

だから楽しい。

同じ曲を聴いてもその時々違って聴こえるし、
未だに知らなかった事実にいちいち感動してる。

数年前に買って、さらっと聴いただけで寝かせておいたUK SUEの編集盤だって、
こんなに良いとは思わなんだ!
今日はこれを聴いて良い眠りに就く事にします。


ザ・UK・スー・レーベル・ストーリー VOL.3 - ソウル・オブ・スー

ザ・UK・スー・レーベル・ストーリー VOL.3 - ソウル・オブ・スー

ほんとに、音楽の楽しさが詰まっている!!
なんか元気出たよ。
感謝です!!