2005年の極私的ベスト10枚!

今年も残すところ、あと1日ですね。
いろいろ苦い思いもしましたが、また新年という「新しい朝」を迎える訳ですよ!
来年に期待、と(笑・いや、今年もそりゃ良い事だってありましたよ…)。
良い一年になるといいなあ。いや、しますよ絶対に!!
オイ、来年の俺、よく見とけコラ(笑・誰に言ってるんだよ)!!
と言う訳で(笑)、今年のベスト10です。
いやー今年は資金難でCDが買えなかった…レコ屋には行くのだが、行くだけで買わず。
試聴でしのぎましたが、かなりきつかったっす…。
本当に本当に欲しいCD、買わないとなくなってしまいそうなCDのみ購入。
あとは何年後かに買えれば良い、と気持ちを切り替えました。
なので、もっと良い作品があるかもしれませんが、僕が聴いた範囲でのベスト10です。



サンボマスター/「サンボマスターは君に語りかける
 Jens Lekman/「Oh You're So Silent Jens」
¡大友良英 produce さがゆき sings/「see you in a dream」
¤Amos Lee/「(同タイトル)」
¦今野英明/「息を吸いこんで
©シガー・ロス/「Takk…」
ª銀杏BOYZ/「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」、「DOOR」
«つじあやの/「CALENDAR CALENDAR(初回限定盤)(DVD付)
­ボーズ・オブ・カナダ/「The Campfire Headphase」
®Berryz工房/「スッペシャル ジェネレ〜ション


€は時代の必然と言おうか、出るべくして出た作品/バンド。
 というか、出てきてくれて本当にありがとう!!
 あなたたちを「ロックンロールの未来(ジョン・ランダウか)」という言葉で形容したくなる。
 もちろん、多くの人々に支持された名盤。今年は彼らの大躍進の年であった。
 山口氏…確かに…確かに…「歌声」はおこりましたよ!!!
 は、(不覚にも存在を知らず、ベスト10にも選べなかった)
 昨年の彼のアルバムには収録されなかったEP音源をまとめたもの。
 「Maple Leaves」を始め、こちらの方が濃い楽曲多し!
 溢れ出る才能!(来年出るであろう)新作に期待しない方がおかしい!
 それぐらい凄い。
Oh You're So Silent Jens
¡は、故・中村八大氏の名曲群を取りあげた作品集。
 (制作者の)八大氏の楽曲への愛情、そして「音楽」への愛情が
 ひしひしと伝わってくる素晴らしい作品。
 こういった作品には敬意を持って接したい。
 (ところで、大友氏のニュー・ジャズ・オーケストラの今年出た作品はまだ聴けてません…。)
¤は、エモーショナルな歌を、淡々と、さらりと聴かせる歌手のデビュー作。
 軽やかだが、暖かい。聴き終わった後、ふと心に残るメロディ…良品である。 
Amos Lee
¦は、初ソロ作。今野さんの歌はあいかわらず素晴らしい…。
 日なたの匂いのするバックも良い。ささやかで素敵な作品です。
©は、辺りに満ちる音風景に漂って居たくなるサウンド――
 天上から差し込む微かな陽射のような”音の光”に感動を覚えた。
Takk…
ªは、こちらも時代に”呼ばれた”作品/バンドだろう。
 今の彼らのポテンシャルを突き詰めきったサウンド
 命懸けで、全力で、ぶつかって来るからこそ、真実の表現に成り得、
 その音/姿に思いっきり心揺さぶられた。
 バカにするなかれ。時代の真実ですよ!!
 (※別売りですが、「2枚組」と捉えました。)
DOOR
«はつじ氏の魅力全開!!
 声の良さ、ポップな楽曲、軽やかな佇まい満載の作品!
 編曲者衆の個性(音)に乗る、つじ氏の歌声が楽しめる。
 僕はこの人の声にやられました…”胸キュン”状態っすよ…。
­は、ほぼ全編、メロトロンで弾いたような音像に涙。
 ビートにもっとバリエーションを持たせたら、もっと面白くなっただろう。
 しかし、このたゆたうサウンドはじつに心地良い!
The Campfire Headphase [帯解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC139)
®は「スッペシャル〜」のアレンジ/歌唱が、聴き所多過ぎ!!
 個人的に、ツボにめちゃめちゃ引っかかりまくりましたよ。
 鼻声/ブス声(ほんとすまない(爆)。無論良い意味ですよ)の
 マイクリレー歌唱にあれほどノックアウトされるとは…勢いが凄いです!!
 ダバダバスキャットや「ハッ」ため息の配置も素晴らしい。
 歌謡曲の楽しさって、こういう所にあると思う。
 楽曲も80年代歌謡曲してて、良いです。
 PVで観ると楽しさ倍増(PV観て、やられました…)!!
 (※一応アルバムでも出ていますが、シングルを選ばせて貰いました)
スッペシャル ジェネレ~ション


他にも、スター・セイラー、リトル・バーリー、ザ・レイクス、デッド’60sなどのUKロック勢や、エンダンビ、カニエ・ウエスト、宇多田ヒカルのシングル(今の音楽性は彼女に合ってると思う)、今年出たガレージ/パンクの中で随一だったストゥーピッド・ベイビー・ゴー・マッド、復活した真心ブラザーズ17Picturesなども良かった。

そして、今年の裏ベスト1は、ECD「プライベート・レッスン2」 で決まりです!!
半分しかアーティスト名がわからず、二曲以外聴いたことがない内容(いわゆる”和モノ”歌謡曲(など、昔の日本の音楽諸々)のコンピレーション盤です)。そのどれもが度肝を抜かれるような曲ばかり!!!さすがECD!!これはかなり聴き込みました。(イルリメとの競演盤はまだ聴けてません…)

リイシュー盤は、尋常でないリリース量に、もう既にフォローしきれてないので(…)、これからゆっくり買い集めて行こうと思います。