ボニーの定食屋

いつでも繁盛してる片田舎の定食屋
切り盛りするあの子目当てに
男達が押しかける

山盛りのライスに
あの子の笑顔
それでみんなやられちまうんだ

生意気だけど手際よく
注文も男もさばいていくのさ

お腹も心も満足したら
ほろ苦い食後のコーヒー飲んで
名残惜しそうに
男達は帰っていくんだ

毎日あくせく働くあの子といえば
閉店後のからっぽの店で
机に座ってひとり
恋の歌うたってる

ギヴ・イット・アップ

ギヴ・イット・アップ