真心ブラザーズのマキシ3部作に男泣き…

流れ星

流れ星

橋の上で

橋の上で

今年復活したからでもなく、どういうタイミングでかは忘れたが、
最近また真心の歌をよく聴くようになった。
特に2001年のマキシ三部作(別れの歌三部作と言われているのかな?)。
買った当時はこれ聴いて電車の中とかでも
込み上げてきちゃって、泣いたりしてましたね…
(浸るボンクラ男ひとり…うーむ、醜い・笑)。
そういう、思い入れの強い三作であります…。


いちいち直球(「殺し文句」というか「必殺フレーズ」多し!)で飛び込んでくる言葉。
グッドメロディー。
編曲の絶妙さ
星勝鈴木茂冨田恵一など、さすがいい仕事してます。
 というか、真心のアレンジャーを選ぶセンスが良過ぎです)。
そして、
なんといってもYO−KING氏のガサツで切ない歌声。
もの凄く彼の(歌)声に「ロックの匂い」を感じるのは僕だけでしょうか?
いや…(表面的には)ロックやってても、「ロックの匂い」がしない人達が
昨今多いですから…でもそういう感覚的なもの、
感覚的に体が感じることが、もの凄く大切なことだと
思うのですが…「ロックの匂い」は、出せるようで出せるものではありません。
非常に抽象的ですみません…。


真心の作品は、曲で聴くだけでなく、歌詞カードをよく読んだ。
そのシチュエーションでの心象風景の表現や、
物事の本質を語るときの
言葉の選び方がうまいなぁ、とまじまじ見てしまうのだ
(実際は、感心するより先に感動してる訳なんですが)。
特にこの三部作はほんと、歌詞が秀逸です。
ひとり残された男が振り返る、二人でいた日々。
いまだ消えない思いを淡々とつぶやき、
どうにもならない感情を叫ぶ…僕が書いても、
ありがちな三文ドラマのようで
非常につまらない(笑)ですが、彼らは
後ろ向きでロマンチストで未練がましい男心を絶妙にとらえて
平易な言葉で、しかしベタにならず、深いところを表現しています(しかも熱い!)。
こんな詞がかけたらなぁ…といつも思います。
それは僕が、センチメンタル野郎(意味不明)
だからでしょうか?

吉田拓郎の曲のカバー「流星」は、
 YO−KING氏の
 拓郎愛をひしひしと感じます
 (というか、そのまんま拓郎ですよこれ…でもいい)!
 歌詞も、武骨で朴訥、感傷的な風合いが
 真心と相性抜群ですね!ここでこの曲をカバーするなんて、
 さすがですわ…)